印刷工房エシカ

エシカルのイロハ

ethicaができるまで(1)


当ブログでは

ノベルティ専門印刷工房エシカ」のサイトにまつわるお話を、定期的に投稿します。

 

第1回の今回は、

ethicaの立ち上げエピソードについてお送りします。

 

 

 

……2020年……

 



新型コロナウイルス感染症拡大により、

近藤印刷社内では、今後の新ビジネスモデル策定が急がれました。

社内・外のメンバーで複数のプロジェクトチームを結成し、

長年のノウハウを活かした活動が行われつつありました。

 



このころ、近藤印刷が運営するホームページは4つ。

近藤印刷のメインホームページに加え、

同人向けのクリア工房、しおり専門の栞屋に、ECサイトのtotte。

どのサイトも、弊社が長年生産してきた

主力商品を前面に押し出した、こだわりのページたちです。

 



そのとき、商品企画チームで、このような意見が挙がりました。

 

 


「従来の主力商品を避けたラインナップで、サイトを1つ立ち上げてみないか」

 

 

弊社が得意としてきたクリア素材への印刷や、しおりの受注生産。

れらのフィールドからあえて離れて、

新たなジャンルの商品を取り揃えたサイトを設立しようと、

チームメンバーでのアイディア出しが日々行われます。

 

当時、サイト名称の候補は40案ほどありました

 

 



……2021年……

 

 


多数のアイディアの中から、いくつかの軸となるものが現れ始めます。

環境に良いもの、

職人ワザが活きるもの、

おしゃれで、かつ、かわいさもあるもの……。

アイディアメモの中で、

ナチュラル」や「工房」といったフレーズが、枝葉を伴っていきます。

 

 

 

ところで、配付用ノベルティを多く生産する弊社で、

よく揶揄されることのひとつに、

すぐにいらなくなり、ごみとして捨てられるものを、

大量生産するのは良いことなのか」というものがありました。

 

 

 

そこで、新サイトでは、

「捨てられてしまうモノは作らない」

「こだわりの素材と、想いとストーリーを、お客様と一緒に作っていく」

という強い思いを持って、選りすぐりの製品を提供することに決めました。

 

 


このとき、サイト名がひとつに決定します。

英語で「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である、

ethicalからとって、ethica(エシカ)。

「おしゃれで、使えて、エシカルで。」をテーマに、

サイトのコンテンツづくりが始まります。

 

2021年当時のサイトイメージ画像

 

 

ノートは現在の商品ラインナップに反映されています





つづく